
一般的に、引っ越しを専門にしている引っ越し業者と、普段運送業をやっている運送業者が有ります。
引っ越し業者はもちろんのこと、運送業者も引っ越しの仕事もします。
両者の違いって何でしょうか?
そもそも法律上では、引っ越し業者も運送業者も同じ運送業者
引っ越し業者の場合も、運送業者としての許可を取って経営しているのです。
なので、分類上は同じですね。
ようは、ただ専門でやっているのか、普段は宅配等の運送をやっている傍ら引っ越しもやっているかの違いという訳です。
ちなみに、運送業者にはさらに3つの違いが有ります。
一般貨物自動車運送事業
これが、一般的な運送業者になります。
いろいろ条件はあるのですが、まず個人(一人)でやることは出来ません。
トラックの台数も5台以上という決まりがあります。
貨物軽自動車運送事業貨
一般的なのには赤帽がこれに当てはまります。
軽トラックを使用して、人の手で十分に持てるぐらいの小さな荷物を運ぶことが多いです。
個人でやられている方が多いです。
物利用運送事業
自分の所でトラックなどを所有し運搬するのではなく、送り主と実際に運ぶ運送業者との仲介役です。
なので、あくまで窓口であって、実際に作業に来る業者は別業者になります。
本題の、引っ越し業者と運送業者の違いですが、結局のところ専門か兼業かの違いしか無いです。
専門業者のほうが、気配りが効くことのほうが多い印象はあります。
家具の分解とかは、専門でやっているだけあって対応してくる幅がひろいです。
運送業者が下手とかそういう事も無いんですけどね。
最終的にどちらに頼むかは、価格も影響してくるでしょう。
価格と、見積時の対応などを比較して、少しでも満足できる業者にお願いしてください。